巻頭のことば

  Foreword

                                                                                                                           2013年巻頭のことば へ


2012年

 1月

あけましておめでとうございます。 良い1年でありますよう、ひとつでもいいから嬉しいことのほうが悲しいことよりも多い年でありますよう心から祈念いたします。  ゴーカイジャーも残りわずか。この作品のおかげで懐かしい大勢の顔に再会できました。青梅大五郎に、リョウマや鶴姫に、そして結城凱に・・・。特撮ファンであることに幸せを感じさせてくれる作品群でした。有難う!特撮の神様!!!

2月

2月はウルトラマンティガの月です。初期ウルトラシリーズをリアルタイムで楽しんだオールドファンであるぱごすけにとって「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の存在は絶対であります。ウルトラへの愛情の大部分はこの3作へ向けて集中的に注がれていると言っても過言ではありません。しかしそれ以上に「ウルトラマンティガ」という平成のシリーズは素晴らしい。それを再確認するのが、今月なのです。(詳細は後日別項にて♪)

3月

間もなく『ウルトラマンサーガ』の公開日です。ティガ記念上映会でチーフプロデューサーの北浦監督と『初日に観ます』と約束して握手しちゃったぱごすけは、特撮ファンのメンツにかけて、ウルトラ者の誇りにかけて3月24日には映画館に行かねばなりません。そして新たな“ウルトラ伝説”の誕生の瞬間を見届けるのです! それにしてもイルマ隊長は綺麗だったなぁ〜

4月

北浦チーフプロデューサーとのお約束通り『ウルトラマンサーガ』公開初日、しかも初回上映に馳せ参じました。劇場版ウルトラマンが久々に地球を舞台に活躍してくれます。ミニチュアセットを縦横に駆けて戦う“巨人”ウルトラマンを堪能できる作品です。AKB48の皆さんも素晴らしい。折れそうな心に鞭打って戦うアンナやミサトがカッコイイ!そしてリーサが歌う「君だけを守りたい」が胸に浸みわたる。ああ、佐藤すみれさんは劇中でこの歌が果たす役割を、価値をわかっています!それが私たちに伝わるんです!(感涙)ウルトラはまたまた新しい伝説を産み出しました。だからウルトラ者はやめられません、死ぬまでね。

5月

徳島の5月といえば『マチ★アソビ』です。先月はufotable cinemaで『セイクリッドセブン 銀月の翼』を楽しみましたしTVでも今年に入って『偽物語』『夏目友人帳 肆』『黒子のバスケ』『モーレツ宇宙海賊』『Fate/Zero』『氷菓』『AKB0048』『黄昏乙女×アムネジア』といったぐあいに立て続けに“毎週の楽しみ”となり得る素敵な作品が放映されています。マチ★アソビの公開トークショーでゲストの南、山本両社長がおっしゃったように、文字通り命がけで産み出した作品群は、その汗と涙の量に比例して奥が深い!私たちの世代がよく言われたように「子供が見るようなモンをいつまでも見るな!」といったセリフはもう絶滅したでしょうか?さて次は『ドットハック セカイの向こうに』を見に行こうかな。〜♪

6月

腕をまっすぐ天に向けて伸ばし歯を食いしばったぱごすけは、ただひたすら空を飛ぶみずからの雄姿をイメージしていました。「飛ぶんだ。さぁ、飛べ!ボク!!」もうすぐボクの足の裏から強力なジェットが噴射され、この体は見る見る雲を突き抜けて天空へ舞い上がるに違いありません。もうすぐ、もうすぐ・・・。それから何分経ったでしょう?何回目かにボクの前を通り過ぎた母親がボクに尋ねました。「ぱごすけ、あんたナニやってんの?」全身を硬直させ続けて疲れ果てたボクは途方にくれて尋ねました。「かあちゃん、どうしてボクはアトムみたいに飛べないの?」空ではいくつもの白い雲が、なかなかやって来ないボクを見捨てて流れ去ってゆきます。ぱごすけ4才の、ある晴れた日のことでした。 そして約30年後・・・ほうきを股にはさんでじっと自分の足元を見つめる幼きわが娘を、サリーちゃんには生まれてこなかった彼女を、限りなく愛しく感じたぱごすけでありました。

7月

アニメや特撮をはじめ、映像作品には何度でも見返したいと思う素晴らしいものがいくつもありますよね。ぱごすけの場合はたとえば『けいおん!』『大きく振りかぶって』『セイクリッド・セブン』『電波女と青春男』そして最近では『黒子のバスケ』や『這いよれ!ニャル子さん』。スポ根、SF、アクション、学園モノとジャンルも違えばテーマも作風もさまざまですが、どの作品も見終わった後味が爽やかなのですよ。さて一方、後味コワ〜なのに大好きな『ウルトラQ』が来年なんとWOWOWさんによって復活するのだそうです。しかも<新作>ですよ。信じられない!有難うWOWOWさん!!有難う特撮の神様!!!!!

8月

夏はウルフェス・・・よりも嬉しい情報があります。特警ウインスペクター小山捜査官役の小栗さち子さんの活動についてです。ケイ・オプティコムさんのCM「大改造で大正解」auスマートバリュー篇を見ていて「あれ?」と思ったのは偶然でした。あの笑顔、スラリとした長身・・・もしや小栗さんでは?と。もちろん普段からいろいろ探していたのですよ。どのサイトを見ても近況はわからないし、引退しちゃったのかなぁ?と。しかし、かつてはCM女王の称号さえも手中にした方です。美しく清楚な姿は業界が捨てて置かぬはず・・・と信じて。でも自信が持てなくて・・・尋ねようにも周囲に特撮ファンはいないし。で、「特警ウインスペクターFANSITE」の管理人カンカンさんに思い切ってメールしてみました。『確かに似ていますね』カンカンさんは早速サイトのトップにCMの画像入りで載せてくださいました。さらにそのサイトの訪問者の方がケイ・オプティコムさんに問い合わせてくださったのです。(行動力!)で、結果は「YES!」やはり小栗さんでした。今もご活躍のごようす、ファンとしてこのうえなく嬉しいことです。カンカンさんや実際に調べてくださった方々感謝します。おかげで今年一番の吉報を喜び合うことができましたね。ありがとう特撮の神様!ありがとう特撮ファンの仲間たち!!

9月

 「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」いよいよ予告編も公開されてアガるアガる!嗚呼(言うまでもなく)ギャバンだ!コム長官だぁ!!しかも驚いたことにシャリバン、シャイダーもいるではないですか。大急ぎで公式サイトを見て答え合わせです。やっぱり、三浦“ゲキバイオレット”力さんと岩永“バース”洋昭さんですよ。しびれるじゃありませんか。こりゃあいよいよレスキューポリスTHE MOVIEも夢じゃありませんね。そうそう、岩永さんといえばトミカヒーロー レスキューフォース。トミカといえばついに食玩化されたハイパーレスキューシリーズです。連結、分離、発進、格納。ガシガシ遊べる楽しい商品です。ハイパーブルーポリスやハイパービルダーもラインナップして欲しいな、カバヤさん!

10月

 秋のマチ★アソビとニュータイプ誌コラボによるアニメアワード・・・今年はどういう結果になるのでしょうね?もうすぐ眉山山頂がアツく燃え上がります。各賞の中間発表を見てみると、やはりどれも唸らされるラインナップです。作品としては「傷物語」キャラクターとしては「ライダー」や「ニャル子さん」(主題歌としても「太陽曰く燃えよカオス」が健闘しているようですよ♪)といったぱごすけの“推し”が名を連ねています。な・・・両儀式が川田まんぢうの包み紙に!? うー!にゃー!

11月

 ついにWOWOWさんより『ネオ・ウルトラQ』の出演者が発表されましたね。(マコ・・・いや高梨臨さんだ!)パイロットであった淳ちゃんたちに比べてえらくアカデミックな雰囲気をまとった3人です。しかし写真1枚でキャラのイメージを勝手に決めてしまうわけにはゆきません。早く来い来い本放送。この気持ちはまるで1965年の年の瀬が再びやって来たかのようですよ。

12月

師走ですね。この時期になると来年の次期スーパー戦隊の噂もチラホラと出始めます。年明けの劇場版VS作品の告知とともに当代スーパー戦隊との別れの日が近づく・・・楽しみと寂しさが入り混じります。出演俳優さんたちともしばしの別れですが、またどこかの番組で出会えるでしょう。最近は高橋“ボウケンレッド”光臣さんもブレイクし、嬉しい限りです。 戦隊OB(OG)と言えば、高梨“マコ”臨さんの『ネオ・ウルトラQ』もいよいよHPが解説されて“臨”戦態勢が整いました。高梨さんは凛々しい表情が本当に素敵です。1966年と同じく1月2日とはいかなかったようですが、12日からスタート。刮目して待ちましょう!