巻頭のことば

  Foreword

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2022

1月

約40年ぶりに観た紅白歌合戦で生田絵梨花の最後のステージに涙して私の2021年は終わりました。さて2022年はどうなる?ナニがある?とりあえず待ち焦がれたシン・ウルトラマンの公開日が5月13日と決まっただけでも良い年を予感させます。

2月

 毎年思いますが2月って地味です。寒いし。。。だけど梅が咲き始める2月です。それはつまり春の息吹を感じ始める季節。冬来たりなば春遠からじ。「大怪獣のあとしまつ」観たいなぁ♪

3月

新しくスタートしたスーパー戦隊はついに桃太郎がモチーフです。来るところまで来たって感じですか?しかも変身体にCGが3体!?新しい試みということなのでしょうが、斬新過ぎてまだ何と戦っているのかすらよくわかりません。。。落ちこぼれにならないよう頑張ってついて行こうと思います。

4月

 4月、ゴールデンウィークも目前です。実写版「xxx Holic」に続いていよいよ待ちに待った「シン・ウルトラマン」が公開されます。それにしても「ドライブ・マイ・カー」でハリウッドでも注目の西島秀俊さんの続く作品がウルトラマンと仮面ライダーだというのは痛快です。

5月

6月

  先月ついにシン・ウルトラマンが封切られました。二度観ました。シン・ゴジラ同様この作品は一度観ただけでは楽しみきれないと直感したからです。しかし、二度観たことでかえって深まった謎も。。。つまり、命をふたつ持っているわけでもないゾフィは、地球に留まることになったウルトラマンと神永をなぜ「分離」したのか?そのことで、神永は目覚めたが、ウルトラマンはどうなってしまったのか?ということです。これからいろいろなメディアで視聴を重ねて理解を深めてゆくとしましょう。

7月

8月

 私の大好きなパゴスがこのところ絶好調です。ガシャポンにラインナップされ、8月にはついに定番ソフビが出ます。今の定番ソフビは造形がいまひとつではありますが、私の長年の望みがついに叶うこととなりました。シン・ウルトラマンでのシン・パゴス登場が功を奏したのでしょうか。やれうれしや!

9月

 この1年で、長年親しんだニチアサから離脱しました。仮面ライダーリバイスと、なんと言いましたっけあの桃太郎たちは?モチロン個人の好みの問題ですから必要以上にディスることもありませんが、仮面ライダーの数とモードチェンジが多すぎて昭和ジジィにはついてゆけません。しかもスタート当初の「ノーマルモード」が一番かっこよく、強くなるほどその姿はなにやらゴテゴテと化け物じみてきます。悪役も1年もたずに、途中でラスボスがいろいろと変わることが多いですね。魅力的な悪役がヒーローを際立たせ、ストーリーを華やかにする。まさに悪の華とも言うべきヒールにここしばらくお目にかかっていないように思います。結局仮面ライダー同士のバトルに終始し、ストーリーは紆余曲折します。そもそも誰もかれもベルトやアイテムの力に頼ってお手軽に仮面ライダーになりすぎると思いませんか?とはいえ新しく始まる仮面ライダーギーツ、先入観なしでもう一度、もう一度観てみることにしましょう。

10月

 毎日毎日仕事がしんどいやら夜が遅いやら、梅雨が短いやら週末ごとに台風が来るやら言っている間に気づいたら10月です。コロナ禍からこちら、季節を愛でるということを全般的にしなくなったためか、単に年を取ったためか、年月が驚くほど早く過ぎ去ってゆきます。光陰矢のごとし?いやいやレールガンのごとしです。ためいきしか出ません。しいて良い事をあげれば、まだまだ先と思っていた「仮面ライダー BLACK SUN」が気づけば今月下旬の配信開始となっていることぐらいでしょうか?ワクワク♪

11月

 『仮面ライダーBLACK SUN』は、まるで2時間のサスペンスドラマかと見紛う凄いキャストで作られていました。そして主役の西島秀俊さんと中村倫也さんの素晴らしい変身は、そう、かつての『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』のように仮面ライダーがもはや子供向けの特撮番組にすぎないという認識をカビの生えた前世紀の概念に変えてみせたのです。そう、ハリウッドのアベンジャーズのように。

12月

今年を振り返って思うことは「ああ、思うほどは映画館へ行かなかったなぁ」ということです。原因のひとつはやはり新型コロナのせい。自分のことより家族を巻き込む恐ろしさをどうしても克服できません。そしてもうひとつは「ああ、これは観たいな」と思った映画を地元では上映していないこと。これはもう昔からのことです。「全国ロードショー」なんて嘘っぱちです。地元どころか四国4県どこもやっていない作品も珍しくありませんからね。今年最後の巻頭の言葉を愚痴で終えてしまいました。ま、そういう1年でしたよ。